小矢部市/金沢市(富山/石川) 梨ノ木平山(263m) 2021年5月30日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 6:08 駐車余地−−6:18 梨ノ木平山−−6:26 駐車余地

場所富山県小矢部市/石川県金沢市
年月日2021年5月30日 日帰り
天候
山行種類藪山
交通手段マイカー
駐車場車道脇に駐車余地あり
登山道の有無笹に覆われ始めているが道あり
籔の有無笹藪
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント富山/石川県境の山。県境なので道があると思ったら無くてびっくり。代わりに予想外の道を発見して笹藪を回避できた




廃林道入口に駐車 廃林道入口
廃林道入口から僅かに進んだ斜面から取りつく。目印あり 笹が開花して枯れたのか? 枯れた笹の茎が大量にあった
笹が切れた斜面を進む 新しい竹が生えているが何となく道らしき筋を発見
明らかに周囲より笹が薄く、一度笹を刈ったのは明らか 道の終点は梨ノ木平山山頂だった
山頂から東を見ている。県境稜線なのに道が無い 山頂から東を見ている。こちらにも道無し
往路を戻って廃林道へ出た


・富山/石川県境の山。里に近いし県境なので登山道はあると予想。登山口があるなら国道359号線内山峠の富山県側手前から山頂南を巻くように付けられた車道からと予想した。この道に内山峠直下から入ろうとしたら完全に廃道化して藪に埋もれて痕跡すら残っていなかった。仕方なく富山側にさらに戻って標高150m付近で北に分岐する舗装された道に入って逆方向から攻めることに。この分岐には梨ヶ平山の案内標識があり、記憶では1.2kmと書かれていたような。これで安心して登れる。

・舗装道路を進んでいくと登りが終わると県境稜線に沿って東へと下っていくが登山口の標識が無い。先に進むほど山頂から離れるので、おそらくこれでは行き過ぎだろうとUターンして最高点へ戻り、梨ヶ平山を巻いているはずの怪しげな林道へ入ってみたが、すぐに廃道化していたので逆戻り。この廃林道のどこかに登山口があると予想したのだが、道の荒れ方からしてその可能性はほぼ無しと思えた。廃林道入口には地面に置かれた文字が読めない標識があるが、登山口を示すものなのか判断に苦しむ。

・結局、国道脇の案内標識が示す登山口がどこだか分からないので適当に登ることにした。当然ながら最短距離で登るので、先ほどの廃林道から斜面に取り付くのがいいだろう。

・廃林道を数10m入ったところで右手斜面に目印を発見。道があるわけではないがここから取り付こう。いきなり笹藪だが根曲竹よりはマシだ。適当に笹が薄いところを探して左にトラバース気味に進むと笹が切れたエリアが出現。地面を見ると枯れた笹の茎が大量に散乱しており、どうも笹が開花して枯れて藪が消えたようだ。しかしその範囲は比較的狭く、再び周囲は緑の笹が覆うようになった。そんな中でも周囲より明らかに笹が薄い筋が登場。今年生えた「新竹」がニョキニョキとたくさん出ているが古い笹は無く、明らかに一度藪を刈っている。林道脇で見かけた目印はこの筋に沿って付けられていた。

・道はまっすぐではなくジグザグったりしているが、周囲の笹が濃いので簡単に見分けがつく。人が歩いた明瞭な跡はなく、笹を刈って以降もあまり歩かれていないことが分かる。ということは登山道ではなく林道作業用の道なのだろう。うまい具合に行き先が山頂だといいのだが。

・斜面を登り切って小ピークに出ると柱の標識が登場して梨ヶ平山と出ていた。うまい具合にこの道は山頂へ続いていたのだ。山頂は樹林と笹に覆われ、県境なのに明瞭な道は無かった。東西に延びる県境稜線もこれまで私が歩いてきた新たな笹が生えた道と同程度だった。県境で里に近い山なのにほとんど歩かれていないのは明らかだった。

・帰りは往路を戻る。今回は偶然にも山頂への最短ルートを発見できたが、このまま手入れされなければ数年で元の笹藪へ戻ってしまうだろう。

 

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